研究・教育・実践

研究・教育・実践

「地域創生の教育学」を実現するため、地域の人々から学生まで多様な人々と共に、研究・教育・実践を三位一体的に推進しています。現在、①地域回帰の教育研究、②EMIRと教育研究、③学生と教育活動、④地域社会と教育実践に取組んでいます。

地域づくり団体の組織文化と教育研究

地域づくり団体の組織文化と教育・学習活動の相互影響関係と事業継承メカニズムの解明(令和4年度科学研究費助成事業(科研番号22K02212)研究代表者)に取組んでいます。
本研究は、地域づくり団体の組織文化と教育・学習活動の相互影響関係を分析し、事業継承のメカニズムを明らかにするとともに、継承支援方法を検討することが目的です。
地方創生政策下の我が国では、現在、地域づくり団体における担い手人材育成と事業継承が喫緊の課題となっています。地域づくり団体は、その属する地域社会の政治・経済・生活・文化・伝統等の影響を受けながら、独自の組織文化を形成している。それは地域づくり事業を継承するための教育・学習活動と密接な相互影響関係を有しているものと考えられます。
本研究では、地域づくり団体の継承活動を対象に、①組織文化の可視化、②教育・学習観や教育・学習動機の可視化、③組織文化と教育・学習の相互影響関係及び事業継承メカニズムの解明、④得られた知見モデルを用いた継承支援方法を試行実践し検証していきます。

詳しくは「地域づくり団体の組織文化と教育研究」特設ページをご覧ください。

地域回帰の教育研究

「『地域回帰』志向の形成過程とその教育的要因の類型的・数値的解明に関する研究」(平成29年度科学研究費助成事業(学術研究助成基金H29-31)研究代表者)に取組んでいます。
昨今、「地方創生」の動きの中で、地域人材育成の方法・方策に関する研究や提言が活発に行われるようになってきました。一方で、地域の担い手と目される人材「地域担い手人材」がいかにして地域に目を向けるのかといった動機や意欲の形成過程については十分に解明されているとは言いがたい状況です。そのため個別の地域実践において担い手人材の育成方法や受入方策がちぐはぐになりがちな場面も散見されます。
本研究では、地域担い手人材が地域に関心を向ける動機や意欲を「『地域回帰』志向」と呼び、この形成過程と要因を教育学的観点から類型的・数値的に明らかにすると共に、人材育成プログラムを開発・実施し、その効果を検証していきます。

詳しくは「地域回帰の教育研究」特設ページをご覧下さい。

EMIRと教育研究

大正大学エンロールメント・マネジメント研究所を拠点にしながら、教育アセスメント(評価)や学修成果の可視化に関する調査分析等にかかわる方法論的研究を実施。
在学中の学生はもとより在学前(高校以前)及び就学後(社会人以降)を視野に入れたフォローアップや、関係するステークホルダー(小中高教員、企業研修担当者、社会教育指導者等をはじめ、地域社会の住民全般)や地域社会の成長発達に寄与することを目指して、各種教育データ等に基づく分析的研究を行います。
具体的には、AL(アクティブラーニング)、PBL(プロジェクト型の学習等)、SL(サービスラーニング)、AR(アクションリサーチ)といった地域連携を想定した学習活動に対するアセスメント(評価)・分析(含試行実践的要素)・モデル構築・提案等を進めています。
現在、主に以下の3つの切り口から研究を推進しています。
1.アクティブラーニング評価(アセスメント)研究:
AL(アクティブラーニング)やPBL(プロジェクト型の学習等)の成果や効果の検証および可視化、成績評価等の研究
2.高大連携研究:
高等学校の探究型学習の達成度や成績評価等へのインパクト創出。高大接続型の新入試の設計や評価に関する調査研究
3.高大社連携研究:
高等学校での学修履歴と大学の学修成果および社会人が評価する学修成果の在り方等を研究

EMIR活動については「大正大学エンロールメント・マネジメント研究所」ホームページもご覧ください。

学生と教育活動

社会教育主事課程や地域創生学部教育学系科目、主宰する学生自主研究会を通じた地域づくり・人材育成のための教育活動に取組んでいます。

1.社会教育主事課程授業
社会教育・生涯学習分野の講義、演習、実習等の授業を行っています。社会教育主事(任用資格。2020年度からは「社会教育士」称号授与制度も開始される予定)の授業科目を担当しています。
全国社会教育職員養成研究連絡協議会における「社会教育実習支援ネットワーク」事務局を担当しています。
詳細は、社会教育実習支援ネットワークウェブサイトをご覧ください。

2.地域創生教育学系授業
地域創生学分野における地域づくり教育関連の科目(地域創生学ゼミナール(社会教育学・生涯学習論分野)、地域教育活動論、地域教育政策論等)を担当しています。
地域創生学ゼミナール(出川ゼミ)ページ
映像を用いた地域意識を育む教育と研究の促進(「NHK地域づくりアーカイブス」地域づくり情報局ページ)

3.学生自主研究会
生涯学習や社会教育、地域教育、地域人材育成活動等に関心を持つ有志学生の自主研究会(勉強会)活動が当研究室を拠点に行われています。
2018年3月現在、以下の15研究会が活動中です。
(1)社会教育・生涯学習論分野の学生による自主研究会
 ①まちづくり生涯学習研究会
  まちづくりにかかわる教育・学習活動の研究と実践
 ②山村と都市を結ぶ地域づくり学習研究会
  地域学習・実践活動を通じた山村地域の活性化と都市地域との連携
 ③離島と都市を結ぶ地域づくり学習研究会
  地域学習・実践活動を通じた離島地域の活性化と都市地域との連携
 ④地域人材学習研究会
  地域に根ざした教育と人材の発掘・育成による地域活性化
 ⑤地域社会教育実習研究会
  地域におけるフィールドワーク学習方法等の調査・開発
 ⑥地域教育相談研究会
  学習相談におけるカウンセリング的手法等をコミュニティ育成に活かす実践研究

(2)地域創生学分野の学生による自主研究会
 ①まち歩きコミュニティ研究会
 ②まち歩き観光研究会
 ③地域メディア創作研究会
 ④地域産品研究会
 ⑤地域の子ども・高齢者学習交流研究会
 ⑥地域創生と食(カフェ)研究会
 ⑦地域人材育成研究会
 ⑧地方‐都市を結ぶ学習研究会
 ⑨地域と福祉学習研究会

地域社会と教育実践

研究・教育活動と連動した社会実践活動を行っています。
以下の組織・団体と協働しながら研究・教育成果の社会還元・実装を図っています。
NPO法人里の自然文化共育研究所
合同会社 流域共創研究所だんどり